単行本未収録イラストまとめ【読切・短期連載編】

単行本未収録の予告用イラストカットをまとめました。

一部の作品の予告カットについては短編集の裏表紙に起用されています(電子版は裏表紙自体が未収録なので紙のコミックスのみ)ので、それ以外をご紹介します。

 

 

「あんねちゃんたろう」

モノクロとカラー2種

f:id:teppei_data:20191028001745j:plainf:id:teppei_data:20191028001718j:plain

増刊の巻頭カラーということで大きく取り上げられています。

(余談ですが増刊「赤マルジャンプ」はこの号を最後に「ジャンプNEXT!」と改題されています)

このモノクロのカット、イラスト1枚でキャラクターやストーリー性が色濃く描かれていて、歴代予告カットの中でも特に好きです。

古い作品だからなのか、短編集の裏表紙にはこちらではなく描きおろしカットが使われています。

 

「月・水・金はスイミング」

モノクロとカラー1種

f:id:teppei_data:20191028001928j:plainf:id:teppei_data:20191028001916j:plain

同じイラストですが、モノクロ版はトーンとベタで別に仕上げられているのが分かります。

カラー版の初出は2色カラーの予告ページなのですが、せっかくなので掲載号表紙のフルカラー版を。

WJの告知は当然掲載号の1週前なので、「来週新作読めるの!?えっ来週!!?」といい意味でテンパった記憶…

 

「アマリリス

モノクロとカラー1種

f:id:teppei_data:20191028001608j:plainf:id:teppei_data:20191028001645j:plain

こちらもスイミング同様、カラーとモノクロでそれぞれ仕上げてあります。

このイラスト自体はコミックナタリーなど、ネット上で見る機会は多かったかと思います。

個人的にはこのミラクルジャンプ本誌のカラー予告ページの背景の色合いやデザイン、フォントの配置など全体の雰囲気も含めて大好きです。

何となく不穏な、ハッピーではない空気が伝わってきますよね。

短編集の裏表紙のアマリリスのカットは描きおろしです。先生のこの作品への思い入れを感じます。

 

「ルチア・オンゾーネ、待つ」

モノクロ1種

f:id:teppei_data:20191028002009j:plain

二人の対比が印象的なカット。

マリリスの衝撃や少年の物語が続いたので、「この二人は女の子…?だよね?」と戸惑いました。

カラーイラストではないので短編集に収録されなかったのだと思われます。

 

ハンガーストライキ!」

モノクロ1種

f:id:teppei_data:20191028001940j:plain

西尾維新先生原作の読切プロジェクト「大斬」の1作。

初の原作付き作品で、格闘家の女の子という題材はとても新鮮でした。

本編は「大斬」の単行本に収録されていて、西尾先生の福島先生へのコメントも掲載されています。

 

「こども・おとな」

カラー1種

f:id:teppei_data:20191028001807j:plain

本編でもそうなのですが、手提げや文房具など細かなところまで気を配って描かれています。

実は予告時点ではタイトルが公表されていませんでした。

同じく予告でタイトルが伏せられていた「ボクらは魔法少年」とは違い、この時点ではタイトルが決まっていなかったのでは?と推測します(ボクまほと違い隠す理由が特に思い当たらないため)

 

 

以上が2020年時点での未収録イラストです。

予告イラストは基本的に雑誌掲載される前号でしかお目にかかれないのでなかなか貴重です。

ちなみに「ボクらは魔法少年」は予告カットや扉絵などがすべてフルカラーで単行本収録されていて非常にありがたいです!

いつかこれらをまとめた画集が出たらいいなあ~なんて夢見ています…!